社会福祉法人共生福祉会 福島美術館

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平成17年度春の公開展

ちょっと知りたい・宮城(1)「江戸時代の作家たち」

会期:平成17年4月1日(金)〜5月31日(火)

郷土について知るには町の小さな美術館はゆっくり、のんびりと自分のペースで見学できる絶好の場所です。
有名な作家の有名な作品を見るのもいいけれど、郷土にも目を向けて、皆さんで東北・宮城をもっとアピールしましょう。
春はその第1弾として、郷土の江戸時代の作家をご紹介します。
「江戸時代」「郷土」「画家」の3つのキーワードをつないで出てくるのは、「仙台四大画家」 と呼ばれた東東洋(あずま とうよう・1755〜1839)・小池曲江(きょっこう・1758〜1847)・菅井梅関(1784〜1844)・菊田伊洲(1791〜1852)の4人の画家です。
この名称は明治時代に仙台に在住した裁判官で、南画(なんが)家としても知られる川村雨谷 (うこく・1838〜1906)の命名によるものです。この4人は仙台藩領内の出身ですが、活躍した場所は京都・大坂や江戸を含め全国に及んでいます。それぞれの画風も異なり、美術愛好者の嗜好の違いで評価もさまざまです。
また、その一方で「仙台四大画家」に隠れてしまい、優れた画家の存在があまり知られていないのも事実のようです。所蔵品を見てみると、やはり、圧倒的に多いのは仙台四大画家の作品です。今回はこの他に仙台藩領内出身の画家の優れた作品をいくつかご紹介します。
「藩主から金環を附すことを許された鷹の絵」「一羽の鷹の羽の生え替わり前後を描き分けた絵」「画家の学習帳」など、貴重で興味深い作品をどうぞ、お見逃しなく。
これを機会に、郷土の美術・文化に関心を寄せていただければ、幸いです。

■出品画家と作品 ※画家は生年順

  • 佐久間洞巌(さくまどうがん)筆「魏氏慙指図」
  • 菊田栄羽(きくたえいう)筆「鷹図(双幅)」
  • 佐久間栄学(さくまえいがく)筆「白鷹図」
  • 東東洋(あずまとうよう)筆「夏景山水図(双幅)」「瀑布寒梅図」「月下白鹿図」「虎図」
  • 遠藤曰人(えんどうあつじん)筆「俳画・杉苗三羽鶴」「俳画・大晦日三蛙相撲図」
  • 小池曲江(こいけきょっこう)筆「杏林仙人図」「浅絳山水図」
  • 菅井梅関(すがいばいかん)筆「羅浮皓月図」「十六羅漢図」「赤壁図」「墨菊図」「山水図」
  • 蠣崎縉斎(かきざきしんさい)筆「蜀桟道図」
  • 菊田伊徳(きくたいとく)筆「維摩居士図」
  • 菊田伊洲(きくたいしゅう)筆「雨中瀧図」「白衣観音図」「浪に千鳥図」「粉本写生画巻(12巻)」
  • 佐久間六所(さくまろくしょ)筆「恵比寿・大黒図(双幅)」
  • 荒川晴海(あらかわせいかい)筆「雪中鷲鳥図」

※一部変更する場合がございます。ご了承下さい。

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