社会福祉法人共生福祉会 福島美術館

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みやぎ県2007芸術銀河協賛事業・平成19年度福島美術館秋の公開展

郷土の文化掘り起こし(2)「高橋天華・中林梧竹の唯一の弟子」

会 期:平成19年9月13日(木)〜11月23日(金・祝)

休館日:毎週月曜日(9/17、9/24、10/8は開館)、第一日曜日、9/18、9/25、10/9
時 間:9時〜16時30分
料 金:一般300円、学生200円(20名以上は100円引き)
※高校生以下、障害者、70歳以上の方は無料



 一昨年、仙台の書家であり篆刻家であった佐藤研石(けんせき、明治39〜平成4/1906〜1992)のご家族より高橋天華(てんが)の資料34件約200点が福島美術館に寄贈されました。高橋天華(明治4〜昭和8/1871〜1933・享年63歳)は宮城県岩沼出身。仙台で「天華書院」を開き後進の指導を行った人物です。

 「天華書院」からは山本華堂、朝倉華洞、鈴木華山など多くの書家を輩出しました。佐藤研石もその一人です。また、天華は明治の書聖と称される中林梧竹(ごちく・文政10〜大正2/1827〜1913)の唯一の弟子です。
 天華が他界した後の昭和11年4月に研石はご遺族から天華の遺品を購入しました。その中には天華が中林家から譲渡を受けた梧竹資料も含まれていました。
 福島美術館の名称の由来となる故・福島禎蔵は中林梧竹や高橋天華、そして佐藤研石とも縁があります。
 この度の郷土の文化掘り起こし(2)では、この高橋天華の人と作品に光をあてると共に、3人の書を通して、流れるような書、跳ねる書、踊る書など、さまざまな書を「読み解く」のではなく、ココロで書を「愉しむ」機会になればと願います。
 最後になりますが、展覧会の開催準備にあたり、研石文庫・梧竹の会にご協力いただきました。心より篤く御礼申しあげます。

=3人のひとくちプロフィール=

【 中林梧竹・・・文政10〜大正2】
  • 本名:隆経
  • 出身地:肥前(佐賀県)小城
  • 号:梧竹、不染、煙霞中人 九鳥など
  • 中国北京へ2度遊学。
  • 明治25年から28年 数回東北を訪れる。
  • 明治の書聖と称される。
【 高橋天華・・・明治4〜昭和8 】
  • 本名:末吉・・・高橋家二男
  • 出身地:宮城県岩沼町(現・岩沼市)
  • 号:天華、香巖道人、聖松閣琴松堂主人
  • 明治26年 中林梧竹の門に入る
  • 大正5年 九州・英彦(ひこ)の霊山で3年間修行
  • 昭和5年 「天華書院」開く
【 佐藤研石・・・明治39〜平成4 】
  • 本名:林兵衛
  • 出身地:福島県岩城郡赤井村
  • 号:鵞照、研石、中虚庵
  • 大正14年 仙台へ転居
  • 昭和9年「筆華會」を主宰し、『東邦書策』を編集・発行
  • 昭和11年 天華の遺族より資料を有償譲渡

■関連イベント:「描いてみよう!文字へのオモイ」

心と脳のコミュニケーションで「じぶん再発見」をしませんか。

日程 10月27日(土)13:30〜15:30
集合場所 3階展示室
講師 佐藤芳子氏(臨床美術士)
参加費 500円(当日集金)
募集人数 15名(先着順)

※電話にてお申し込み下さい。(観覧券別途要)

■美術館ギャラリートーク

日程 (1)9月22日(土)「天華と中林梧竹」
(2)10月13日(土)「天華と佐藤研石」
 いずれも午後2時より
場所 3階展示室

※いずれも参加自由(要・観覧券)

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