社会福祉法人共生福祉会 福島美術館

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平成22年度春の展覧会
「知っておきたい郷土の作家・・・得楼・速雄・耕年・天華」

会期:平成22年4月2日(金)〜5月30日(日)

休館日:毎週月曜日(但し5/3は開館)、4/30、5/6
開館時間:9時〜16時30分
入館料:一般300円、学生200円
(高校生以下、70歳以上、障がい者の方は無料)

昨年の秋の展覧会で、福島美術館の由来といえる仙台の福島家五代運蔵(1820-1896)、六代與惣五郎(1864-1938)、七代禎蔵(1890-1979)をご紹介しました。福島家は江戸末から昭和にかけて政済界とつながり、近代の郷土の文化を支えた一員でもありました。
今展ではその中からパトロンとしての存在をクローズアップして、画家であった佐久間得楼・鉄園兄弟・遠藤速雄・熊耳耕年、書家であった高橋天華の作品を通して、近代の郷土の作家たちをご紹介してまいります。

簡単プロフィール

佐久間得楼(1841〜1890)
仙台藩御用絵師・佐久間晴嶽(1819〜85)の長男。母は菊田伊洲の娘。鉄園は弟。父・晴嶽とともに福島家五代・運蔵、六代・與惣五郎と親交があった。
佐久間鉄園(1850〜1921)
得楼の9歳下の弟。画家として活動を開始するのは、父・兄が相次いで死去した35歳〜40歳頃。画論『鉄園画談』『支那歴代名画論評』がある。
遠藤速雄(1866〜1916)
宮城県一迫の出身。仙台藩宿老遠藤允信の二男。京都で大和絵・円山派の画を学ぶ。福島家六代・與惣五郎はパトロンの一人。郷土の風景を愛す。
熊耳耕年(1869〜1938)
仙台の仕立て屋「大沢屋」の二男として生まれる。東京にて月岡芳年と尾形月耕に肉筆浮世絵を学ぶ。「芭蕉の辻図」が有名。福島家六代・與惣五郎、七代・禎蔵はパトロンの一人。
高橋天華(1871〜1933)
岩沼出身の書家。明治の書聖・中林梧竹に師事。福島家六代・與惣五郎、七代・禎蔵との密接な関係は天華の住まいが福島家邸内の「琴松堂」であることから知れる。

主な出陳作品

  • 佐久間得楼筆「福島運蔵翁像(運蔵賛)」・「墨梅」
  • 佐久間鉄園筆「松景観漠図」・「雪景山水図」・「布袋図」・「観音図」・「高砂図」
  • 遠藤速雄筆「猫と芥子図」・「仙台春夏秋冬図」(四幅対)・「松齢鶴寿」(双幅)
  • 熊耳耕年筆「四季の花」・「松に鯉図」・「加賀千代女」・「金太郎図」
  • 高橋天華筆「聯 乾坤」(双幅)・「臨書 伯其父 銘」・「扁額 金石文」・「臨書 石門頌」
  • 参考出品として・・・菊田伊洲筆粉本

その他、堤焼、切込焼、伊万里焼などの工芸品など、約50点を展示いたします。

※変更する場合があります。ご了承ください。

ギャラリートークはスイーツの日

(1)4月24日(土)当館学芸員
(2)5月8日(土) 濱田直嗣氏(文化史家)
・トーク 14:00〜15:00 要観覧券、参加自由
・お茶の時間 15:15〜16:00 チケット制200円・定員20名
 両日トーク終了後は、お茶とお菓子の時間へどうぞ。

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